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煮干しラーメンに惹かれる理由

私はラーメンにおいては、煮干しラーメンが好物です。

何故、私は煮干しラーメンが好きなのかと思い巡らしてみると、私の母の故郷に行き着く。

私の母は、生まれも育ちも福島県喜多方市で、私も母と同様に生まれは福島県喜多方市なのです。

私は高校生まで、長期休みは母の実家で過ごすことが多く、食事の時に喜多方ラーメンが出されるのは珍しくない。

その当時の喜多方ラーメンは、坂内食堂とまこと食堂が二大巨頭で、お互いに凌ぎを削っていた。

喜多方ラーメンのスープは大雑把に分けると、①醤油、②豚骨醤油、③豚骨煮干しの3つに大別される。

坂内食堂は②の豚骨醤油の大家で、まこと食堂は③の豚骨煮干しの大家である。

私が育った喜多方ラーメンは喜多方市北町にあったことの食堂(1999年9月頃廃業)のラーメンで、

豚骨醤油で勝負するお店でした。豚骨の脂がスープに浮いている訳だけど、そんなラーメンは今では全く見かけないんだよね。

スープに脂が浮いているなんて、かつてはラーメンの材料に豊かさがあったのかな?と思えてしまう。

そんな豚骨醤油のラーメンを当たり前に食べていたからこそ、まこと食堂のややくどいくらいの煮干しの風味には、とても魅了されたね。

私を魅了したまこと食堂は、2023年9月30日をもって76年間の歴史に幕を下ろし、廃業された。

まこと食堂の黄金期を支えた店主が60代で早期引退を決め、その店主の長女が跡を継いだのだけど、

ラーメンの実質的な価値まで継承できなかったそうで、廃業されたそうだ。

私の母の3番目の兄とまこと食堂の店主とは小学校時代の親友なので、実話として私は伺っている。

まこと食堂で煮干しラーメンに目覚めて、今や濃度としては同ランクに当たるであろう

中華SOBA にぼ乃詩を好むようになるなんて、何と言う巡り合わせであろうか。

おそらく私の食道楽ぶりの基礎を築いたまこと食堂に背中を押されていて、私は今日も美味しい食べ物に舌鼓を打つ。

そう思うと、感慨深いよなぁ。

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