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キリスト教信仰と投資信託の共通点

初めに

最初の投稿で、私はキリスト教の信徒であり、積立NISAの枠内で投資信託の積み立てをやっていると記しました。投資信託とは自分で選んだ信頼に足る商品(ファンドとも言う)に、毎月ないし毎日の頻度で継続的に積み立てて行く投資商品でありますが、私が信仰しているキリスト教の信仰は、私にとっては投資信託の積み立てと同様のものではなかろうかとの思いを改めて実感した次第です。

何故、キリスト教信仰と投資信託を同列に並べようとしているのかと言うと、以下の点に共通点を見出しているからです。

選ぶべき商品がある

投資信託では全世界株やS&P500(アメリカの大企業上位500社の指数)、もしくはVTI(アメリカの上場企業約4000社が投資対象)などから自分が信じるものを選ぶのに対して、キリスト教における商品は「イエス・キリスト」と言う1つの人のみを選ぶことになります。イエス・キリストの誕生を告げる新約聖書とそれ以前の天地創造まで遡った旧約聖書を含めて、「聖書」と一括して捉えていますが、その場合にはイエス・キリストこそが天地万物の創造主にして私たちの救い主と位置付けられます。これがキリスト教で信じられている唯一の神様になります。

バプテスト派の信徒として言うと、西方教会で最も大きな教会の群れはローマ・カトリックになります。それと正反対に位置付けられるのが、私が所属するバプテスト派。その2つが両極で、その間に様々なプロテスタントの教派やグループが存在しています。それらは主義主張が違ったり聖書から汲み取るそれぞれの強調点が違ったりあるものの、同じイエス・キリストを自分の神様とし、同じ聖書を読んでいる点では何ら変わりません。そのため、どこの教派教団のどこの教会に属するかと言う表面的な違いがあるだけで、根本的にイエス・キリストと私たちの関係が主従関係にあり、私たちがイエス・キリストを選ぶと言う点では万人に共通します。

選んだ商品の見極め方や把握する方法

選んだ投資信託が大丈夫かどうか見定める時、過去のデータを取り寄せて納得し、自分を安心させるものだと思います。キリスト教を信じようと思う時、イエス・キリストを救い主として信仰の対象に据えるに当たって、聖書にぶち当たるはずです。最初は半信半疑でやる気をかろうじて保たせて聖書を読む中で、神様が自分に出逢わせてくれる聖書の言葉が必ずあるものと思います。あとは黙想して思い巡らし、直ぐに腹落ちしたり私生活に持ち込む事で確信を得たり、人はそれぞれに魂の救いを与えられ、それを益々深めて行こうと思うのでしょう。結果的にキリスト教ではイエス・キリストを信じる事で、神様の恵みを自分のものに出来ます。投資信託では投資先や過去の実績により、更なる積み立てのモチベーションを得られる。そんなところに共通点を見出せます。

キリスト教も投資信託も積み立て方が一緒

投資信託では、ドル・コスト平均法と言う手法を取るのが一般的だとされます。それは積み立てを始めた時から長期的なスパンで一定額のお金を積み立て続ける手法です。これにより、株価が高い時は少なめにしか買えないが、株価が暴落した時は株が安くなっているが故にいっぱいの口数が買えると言うもの。そのために株の平均買付価格を抑えられるため、長期で買い付けていけば行くほどプロ並みの良い結果が狙えると言う理論です。

キリスト教においては、イエス・キリストを信じたら自分から信仰を放棄しない限りは、一生涯をイエス・キリストを神様と共に歩むことになります。勿論、イエス・キリストを信じたら人生がバラ色になる訳もなく、良い事も悪い事も人生においてくぐって行くことになります。良い時は神様への確信を新たにしつつ自信を付けつつ、神様に感謝する。悪い時はその敗因を探り、自分や他者の失敗から学び、自分を奮い立たせつつ教訓を生かそうとする。神様は人の境遇を全て活かして、ご自分に従い行こうとする人を鍛錬されます。結果として、良い時を糧とし、悪い時も生かしていく時、自分の人生に無駄なものなどないのだと思わされるのです。

まとめ

嫌な出来事から学ぶ時、人の痛みが分かったり他者の立場を意識する視点が養われたり、全ての人生経験が生きる時がきっとあります。投資信託に組み入れる投資先だって、絶好調な企業もあれば燻銀の手堅い企業や一見パッとしない企業まで、色々とそれぞれの個性に賭けているのだと感じています。その組み入れ比率は違えど、生き物はそのように個性があるものだし、そのパフォーマンスが最高な形で発揮され得るのは、キリスト教の信仰者や求道者も投資信託の商品も同じだと思いました。

こうして考えてみると、命が吹き込まれる被造物たるキリスト教の求道者たちや投資信託は、本当に奥深く決して侮れないものだと感じています。これからも注目して行きたいと思った次第です。益々学んで行きたいと思っています。

 

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