" /> google.com, pub-2976870925284789, DIRECT, f08c47fec0942fa0

自分を愛するように

信仰生活初期の難しさ

私は小学4年生の時にキリスト教と出会い、キリスト教信仰の道を歩むべく考えて行くようになりましたが、如何せん知識が何もなかったので、どうしようかと悩んでいました。イエス・キリストを信じて愛するのは何となく分かりましたが、その具体的な信仰の表し方が分からず、本当に苦労したのを思い出されます。何故、キリスト教信仰を続けるのが難しいのかと言えば、具体的に神様に捧げたり応答したりするところで、「え〜っと」となって詰まる事が原因なのかもしれません。そして、嫌になったらやめてしまいますからね。人間にとって、最も耐え難い事は退屈な生活だとされています。そう言った事を全て加味すると、一言で言えば「分からないからやめちゃう」と言うところに、信仰生活の難しさがあるのかもしれません。

私の対処法

私は信仰生活の初期の頃に継続に詰まり、思い悩んだ結果思い浮かんだ御言葉がありました。それはルカによる福音書6章31節で、いわゆる黄金律(ゴールデンルール)と言われている箇所です。

人にしてもらいたいと思うことを、人にもしなさい。

(ルカによる福音書6章31節 新共同訳)

神様が私にやってくれた事は何かと言えば、愛してくれて罪を許してくれて、これからの人生を私と共にしたいと思われるのが一番ではないかと考えました。つまり、全ての良いものは神様から来るのだと帰納法でものを考えてみると、私が神様に応答するべき事を演繹法で導き出せば良いとの発想に至るのですね。それで辿り着いた結論は「神様を愛し、愛を追い求める」でありました。神様の愛で出会う人を愛し親切にすれば、演繹法によって得た具体的な収穫を受け取る事になります。その具体的な収穫をまた帰納法で一つの結論を導き出し、それを学びとして受け取ります。演繹法と帰納法の循環によって信仰は促進されて深まって行くと私は考えており、信仰のコツはその循環を止めない事にあると考えています。

事業家の成功例

私はルカによる福音書を暗唱聖句にするほど好きでありますが、その御言葉を取っ掛かりに事業を始めて、今や生活インフラとしてなくてはならないほどに成長した企業があります。それは小倉昌男さんが創業したヤマト運輸です。クロネコヤマトのサービスを立ち上げて実際に事業化しようとした時、ヤマト運輸の中から反対意見が相次いだそうで、国からも前例がないからと事業化をストップされるような規制を何度となく受けたそうです。しかし、小倉さんはクロネコヤマトのサービスが日本のためになると確信した上で、やり手の経営者として活躍されたのですね。

小倉さんは「人にしてもらいたいと思うことを、人にもしなさい。」という聖書の言葉から、次のようなアドバイスをしています。

要するに経営というのはね。自分がしてもらいたいと思うことを相手にもしてあげること。自分がやられたら嫌な相手にもしない。この2つに行き着くんだね。僕はそうやって経営をやって来たんだよ。

究極的に極めると、個人であれ会社であれ、勝利者にさせ得る聖書の言葉の凄さは驚嘆に値します。愛する事が巡り巡って自分に返ってくると言う良い事例だと思います。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA